【5日目①】世界遺産 ニュー・ラナーク《第4回バックパック旅行 イギリス-スコットランド編》

イギリス

うひゃあ。黒歴史バックパッカーのシャチクロです。

さて今回は、第4回バックパック旅行の5日目前半戦!イギリスのスコットランドにある世界遺産、ニュー・ラナーク(New Lanark)へ訪れた際の様子を中心にお伝えいたしますよ。

旅の前に…5日目朝の率直な心情

旅行記の前に。5日目の朝を迎え、連日早寝早起きして重い荷物を抱えながらの移動、しかも観光をタイトに詰め込んだ旅行が正直辛くなってきました。日本の自宅でアニメを見ながらお米を食べたいなぁという気持ちでいっぱいでした。今回は12泊14日なので、あと9日もあるのか…とウンザリし放題です。

が、この症状はソロのバックパック旅行の恒例です。単身バックパッカーは自由度が高い分、自由に帰国したくなるのです…いつも旅の前半戦から帰国の日までずっと鬱状態になります。

気を取り直して、本日のメインディッシュ、スコットランドのエディンバラとグラスゴーの中間ぐらいにある世界遺産”ニュー・ラナーク”へ出発です。

 

エディンバラ中心部から電車でGO

アクセスについては後述もしますが、私は電車で最寄りのラナーク駅(Lanark)へ行く事にしました。

エディンバラのターミナル駅である、エディンバラ・ウェイヴァリー駅Edinburgh Waverley station)は、街の中心にありながらも半地下のようなテイストで埋まっているため、意外と入り口がわかりづらいです。上の写真の中央にある、赤と白のマークを頑張って探してください。

付近にレンタサイクルのポートもありますよ。

 

駅構内には、上の写真のような自動券売機があります。イギリスは、主要の駅であれば100%このようなマシンがあります。日本語は非対応ですが直感的に操作できますし、クレジットカードも現金も使えるので安心です。スペインでは、クレジットカードが券売機に飲み込まれて絶望に嗚咽しましたが、イギリスでは大丈夫でした。ナイスジェントルカントリーです(雑)

 

鉄道会社が入り乱れ

尚、ヨーロッパにしては珍しく、スコットランド含めイギリスでは鉄道の会社がたくさんあります。さすが鉄道発祥の国ですね。その分路線が入り乱れており、結構混乱します。

これはグラスゴーですが…色によって運営元が異なったりしています。

 

ホームと車両と車内

朝8時台、通勤時間とバッティングしたのですが、ずっと爆空きでした。東京では考えられません。新橋駅の通勤ラッシュを見たらスコットランド人は卒倒すると思います。

尚、ヨーロッパ各国と一緒で、イギリスでは対面型4人席が中心です。おしゃれな外観の車両です。一般車両でもコンセントやwi-fiがありがちです。すごい!

スポンサーリンク

世界遺産!ニュー・ラナーク(New Lanark)

ニュー・ラナークは、ネームバリューだけで言えばフォース橋※並にマイナーなクソ雑魚スポットなんじゃないでしょうか。一応世界遺産なのです。産業系です。

※フォース橋への旅についてはこちら

【4日目①】世界遺産フォース橋 《第4回バックパック旅行 イギリス-スコットランド編》
アイスランドからエディンバラへLCCで行き、そのまま世界遺産のフォース橋へ直行した模様です。

 

ただ、事実上の創設者であるロバート・オーエン(Robert Owen)(ざっくり説明は後述)の名を聞けばどうでしょう?「コレ、進研ゼミで出たやつだああああ!」的な「あ~アレね」感があると思います。

 

ニュー・ラナーク概要

著名な空想社会主義者であるロバート・オーウェンが、義父が作り上げた綿紡績工場を基軸とした村を利用して、幸福なコミュニティを追い求める過程で作った実験的施設(というか村)です。ざっくり言うと、昔のイギリスの労働環境はブラック企業ばっかりで最悪だったので、「”もっと良い環境で楽しく働き暮らそうよ☆”というコンセプトの村をノリで作ってみたwwww」的な感じです。

ちなみに、現地の学生団体が課題授業のような感じで来ていたりしました。学習用にも適した歴史資料館みたいな感じです。日本で言うと、富岡製糸場的な雰囲気ですかね(雑)

ロバート・オウエンとは

初期の社会主義思想を牽引した超すごい人です。社会主義は現在の日本では馴染みが薄いですが、社会主義国家といえば、かつてのソ連を筆頭に、現在でも中国や北朝鮮等が該当すると言われていますよね。ただ、エンゲルス(やマルクス)には、サン=シモンやフーリエと並列して実運用レベルでの論点が欠けている”空想社会主義”とディスられていました

しかし、当の本人は、もともと工場等の経営手腕が抜群であった資産家でした。まさかの資本主義に支えられていた側だったのです。声をあげずに労働者を駒として搾取していればよかったものの、労働者、とりわけ貧困者の救済等に注力したのは面白いですね。ただスーパー人格者だったかと言えばそうでもないらしく、軽いパワハラまがいの事をしてニューラナークの子ども達には恐れられていたそうです。

アクセス(行き方)

チョムチョム芋太郎
チョムチョム芋太郎

アクセスは正直割とひどいチョム

まず最寄り駅のラナーク駅が、スコットランド主要都市であるエディンバラからもグラスゴーからも絶妙に遠いです。(ただ本数は1時間に1本はあります。)

さらに、ニュー・ラナークは、ラナーク駅からも遠いです。一応駅前からバスが出ておりますが、本数が激ショボです。私は歩いて行きましたが、片道2km以上あり、尚且つ道程の大半を住宅街や森を抜けて歩く感じにもかかわらず案内も全然ないため、スマホが無いと迷います。

 

なんでもない住宅街を抜けねばならない

 

また私は開場時間に合わせていたせいもあり、ニュー・ラナークを目指して歩く観光客は一人もおらず、さらには地域住民も全然いないため、誰かに道を聞く事もできませんでした

最終的に森に突入し、谷の方に次のような風景が見えるようになります。この風景を拝めた時の安堵感と大勝利感は言いようがないです。

 

入場料

£13.95(2019年2月時点)

入場チケットはネットで事前に買えますが、現地でも然程並ばずに買えます。

チケットが買える建物

※英語ですが公式サイトはこちら

Buy Tickets for New Lanark Visitor Centre Admissions

※一応公式の日本語対応サイトもありますが、インターネット黎明期にポンコツおじさんが適当に作ったかのようなクソしょぼデザインです。

301 Moved Permanently

施設内の模様

かつて人々が実際に生活していた村(実は現在も住民が生活をしています。)だったという事で、割と広めの敷地にいくつもの建物が点在しているタイプの施設です。

 

そして、各建物内に、歴史を伝える資料やちょっとした物語系乗り物アトラクション、村のリアルな生活の様子がわかる模擬施設等があります。

実際に動いており、糸を紡いでいました。すごいガシャガシャ言います。

 

個人的には、当時の住人の生活がわかる模擬空間が好きでした。生活自体は近代的でしたが、人口が増えすぎて一家族あたり4畳半ぐらいの部屋が割り当てられ、ギュウギュウに暮らしていました。一方で、ロバート・オウエンは戸建で悠々自適な生活をしていました。資本主義ですね。

 

ちなみに私は、施設全体の開場前に着いてしまったのですが、敷地内には普通に入れました。尚且つ、開場より1〜2時間早くからやっている”The Mill cafe”というカフェが敷地内にあったため、ゆっくり朝食をとって待つ事ができました。

朝食の時間帯は貸切状態のカフェ

 

突然ですが、私は社畜生活の隙間を縫いながらダンスを趣味で興じており、そのために日々筋トレをしています。そして、旅行中に筋トレができない事で筋肉がどんどん衰えていく恐怖から、タンパク質がいっぱいとれそうなチキンのサンドイッチと何やら無駄にカロリーが高そうなスコーンやマフィン、そしてカフェオレを注文しました。結構食べ物の種類は豊富でした。

シャチクロちゃん
シャチクロちゃん

スコーンはそんなにおいしくないべさ。

 

ちなみに食堂横のトイレの洗面台は、「嘘でしょ?」ってぐらいの熱湯が出ます。以下写真の通り、一応”Very hot”と警告はしてくれているのですが、そんな掲示シールを作る暇があったら水温調節に力を注いてほしいです。

温泉たまごができそうな熱さ。火傷します。

 

ちなみに、敷地内に宿もありますよ!

スポンサーリンク

ニュー・ラナーク レビュー

恒例、独断ジャッジタイムですよん。

おすすめ度

6点(/10点)

 

シャチクロちゃん
シャチクロちゃん

世界史が好きな人やちゃんと学んだ人、また産業遺産や昔の労働環境に興味のある人は行った方が良いべさ

チョムチョム芋太郎
チョムチョム芋太郎

黎明期の社会主義に興味がある人にもおすすめチョム

Good

・産業革命を起こしたイギリスにおける産業系世界遺産という本流感

・世界遺産なのに観光客が全然おらず、自分のペースで回れる

・要所で日本語対応している(英語のみの展示が大半だが、要点は日本語でわかるアトラクションがある)

Bad

・アクセスがクソ

・敷地の広さの割に、コンテンツは意外と少ない

・同じような話を複数の場所で説明されており、「これさっき聞いたなあ…」感がすごい

 

 

という事で、ニュー・ラナークを2時間ぐらいの駆け足でサクッと見て、グラスゴーへ向かいました。意外と長くなってしまったので、今回はここまで!

次回はグラスゴー&ベルファスト移動編の予定です。

ばいちゃ!

本日の黒歴史

・朝食を食べたカフェで、スタッフのおばちゃんのスコットランド訛りが全く聞き取れず、テンパって会計前のマフィンを手にとってその場で食べてしまう。おばちゃん愕然。あなや。