うひゃあ。あけおめことよろお久しぶりです。シャチクロです。社畜過ぎて更新が完全に滞っており申し訳ございません。。。
さて今回は、第4回バックパックの4日目前半戦!アイスランドからイギリスへの移動と、スコットランド(イギリス)の世界遺産、フォース橋(Forth Bridge)へ訪れた際の様子をお伝えいたしますよ。
WOW airでレイキャビクからエディンバラへ
まずは絶海の孤島であるアイスランドから脱出しなければいけません。
以前の記事※でお伝えした通り、今回のバックパッカー旅は特段の目的地もなく、ただただ欧州すべての国へ足を踏み入れるという”ヨーロッパ完全制覇スタンプラリー”を進めたいだけの消化試合的旅行です。
※今回の旅行の目的 おさらい

つまり、未踏の国のどこかに適当に行きたいだけだったのですが、今回の脱出先はイギリスかアイルランドに絞りました。
というのも、今後のブレグジットによりシェンゲン協定(自由に出入国できたりするやつ)がうやむやにされるリスクを考え、イギリス、そしてついでにその周辺国(アイルランド、アイスランド)に一気に行ってしまおうという作戦です。
レイキャヴィーク発の直行便就航地一覧

上記サイトのように、意外と欧州だけでなく北米への直行便もたくさんありますが、上述の通り今回はイギリスとアイルランドの両方へ行かないといけません。
そしてイギリスへの直行便は、ドメジャーシティであるロンドン以外にも、イングランド各地や、スコットランドのグラスゴーやエディンバラ、北アイルランドのベルファストといった選択肢がありました。
しかし、帰りの航空券はロンドンOUTです。いくらゆとりのある14連休を取得したからといって、グレートブリテン島の南の方に位置するロンドンにINをしてしまうとイングランド中心の旅になりかねないので、移動効率上の選択肢は北方のスコットランドの首都であるエジンバラか、アイルランドの首都ダブリンに絞られました。
希望条件
ずばり、時間帯と価格です。
日中の時間を有効に使える
私は、「せっかく海外にいるんだから時間を有効活用しなきゃ!」というテンプレの時間乞食です。なので本来寝る事しかできない無駄な時間を有効活用できる深夜移動系の乗り物が大好きで、今までもドイツ~イタリア間、ポルトガル~スペイン間、ノルウェー~スウェーデン間を深夜バスや寝台特急で移動し、翌朝から全力観光しておりました。
したがって今回も深夜日付またぎ便を探しました。が、意外とない!なので、早朝便を探しました。
安い
LCCは色々と制約があり融通が効かず、席もショボくてすぐエコノミークラス症候群になるので基本は避けています。今までも海外での現地移動では、LCCよりも鉄道やバスを選んでいました。
ただ今回はアイスランド自体島国で脱出のためには空路の選択がやむを得ないのと、意外と3時間程度で済む事から、価格も重視しました。
結果、選んだ便
上述の”日中を有効に使える安い便”という条件により、朝6:50発のエディンバラ(スコットランド)直行便で行く事にしました。
現地には10:40着(サマータイムで時差1時間)なので、午前中からガシガシ観光できます。エディンバラ空港も市内から超近いので、時短マニアにとっても最高です。
ちなみに航空会社はアイスランドのLCC、WOW airでした。人口がわずか30万人ちょいなのに、LCCの会社があるってすごい国ですよね。
惜しくも落選した便
ちなみに他のLCCのダブリン(アイルランド)行きも最後まで迷ったのですが、到着が12時台で何もできない1日になりそうだったのでやめました。この瞬間、”スコットランド→北アイルランド→アイルランド→ウェールズ→イングランド”という旅程が確定しました。実は日本出国の段階では、まだ決めていませんでした。
レイキャビク市中心部からケプラヴィーク空港へ
という事で早朝便に決定したものの、その時間帯に空港へイケる手段はあるのか不安でした。
が!なんと朝3時台から30分おきでシャトルバス※が走っております。私は事前にネット往復チケットをGETしていたので、当日はBSIバスセンターに歩いていき、そこで口頭で予約名を伝えて乗り込みました。(念の為、予約確認画面はスマホ側で出せる準備はしていましたが、不要でした。ちなみにホテルピックアップもできますが、集合時間が30分早まるのでやめました。)
※タイムテーブルはこちら
ケプラヴィーク空港から出国
バスで40分ほどドナドナ移動し、初日ぶりの空港着。
空港施設
到着時は夕方の段階ですでに人もまばらでお店もそこそこ締まっていたのですが、早朝にも関わらず大混雑していました。お店もガンガン開いておりますので、朝食やお土産購入が楽しめます。
また、電源の確保も容易ですし、フリーWi-Fiも飛んでおり快適です。
さらに、日本の空港以外で見たこと無い無料の冷水機が設置されており、意外と助かります。さすが水道水が飲める国です。水500mlを450円で買わされた初日※が懐かしいです。
※水ボッタクリはこちら

チェックインと預け荷物
基本的には、セルフ推しの空港です。私はスマホでチェックインを済ませ、発券マシンで搭乗券をGETし、預け荷物カウンターでバックパックを委ねました。ちなみにLCCのなので、無論預け荷物は有料です。この時は、3千円ほど追加料金を取られました。
尚、最近の空港は”スーツケース”と、”バックパックのような四角ではない荷物”とでは窓口が異なる事が多いので、バックパッカーは「預け場所がない!」とテンパらないように気を付けてくださいね。
スコットランド、エディンバラ空港到着
3時間ほどのフライトを経て、無事同着しました。
機内の様子
LCCですので水も食事も一切出ませんし、座席にモニター等の快適設備は一切無いですが、意外と広くて快適でした。

たまにジェットコースター的なお腹がふわっとする急激な降下があるべさ

臨死体験アトラクション付きチョムね
エディンバラ空港の模様
正直観光に急いでいたため、全く見ずに出ました。フリーWi-Fiは飛んでいましたよ。
空港から直行!フォース橋(世界遺産)
普通は大荷物を抱え空港に降り立ったら、まずは最寄りの市中心部や宿泊先へ行くと思います。しかし私は時間乞食だったので、効率重視でいきなり世界遺産へ直行する事にしました。
行き方
実はフォース鉄橋(Forth Bridge)、世界遺産の割にアクセスが相当わかりづらいです。
結論から言うと、北方の岸にビューイングスポットがあるので、そこに少しでも近いバス停を地図上から探すのが一番良いという事がわかりました。ラッキーな事に空港から1本でそこそこ近いバス停に降り立てる事が判明しました。
空港のバス停位置:出口出て右の方(雑)
フォース橋そこそこ近い※バス停名:North Access (Inverkeithing KY11 1ET)
※実は最寄りのバス停は他にありますが、乗り継ぎなどが面倒な路線なため、事実上の最寄りがこのノースアクセスです。
最寄りバス停North Accessからのアクセス
驚くほど案内がありません。ただの高速道路の道中に置いていかれたかのような風景です。ただし鉄橋は視界に入るので、漠然とそっちの方に10分ほど歩くと到着します。
尚、実はこの地は大きい橋が3本もあります。フォース橋は鉄道用なので、自動車や歩行者用は別なのです。このバス停の立地自体、真ん中の別の橋なのですが、フォース鉄橋は赤いやつなので間違えないでくださいね。
ご対面
という事でただの住宅街を抜けるような道をテクテク歩いていくと、ジワジワ赤い橋が見えて参ります。
道なりに進むと、最終的に湾岸のビューイングスポットに出くわします。

橋大きい!なんか怖い
フォース橋の雑な歴史
なんやかんや※あって現役バリバリの橋です。鉄道専用です。天気が悪く、もっと近寄って見ようというモチベーションがなくこちらには10分ぐらいしか滞在しなかったのですが、その間も鉄道が走っているのを見ることができました。
かつて、エディンバラ側の南の陸地と北側を結ぶ主要な交通手段はフェリーだったのですが、常に爆裂混んでいました。なので、電車を走らせたいなぁ的なニーズがずっとありました。
その後、1879年に崩落したテイ橋という橋の設計のキーマンが、このフォース橋の設計にもメインで関わっていた事もあり、「ちょ、ちゃんとした仕組みで作らなきゃやべぇべ」とざわついて頑張って頑丈に作ったそうです。(キーマンは早々と亡くなり、別の人が設計しています。)結果的に1890年に完成し、とある仕組み(カンチレバー)で作られた橋としては世界最長の橋として、40年ほど君臨していたとさ。完
※英語ですが公式サイトでの解説はこちら
尚、世界遺産に選ばれた理由のひとつとして、特徴的な外観があげられています。もしテイ橋が崩落していなかったら、このような見た目にはならない仕組みの橋となり、世界遺産になっていなかったかもしれませんね。
周辺施設
観光拠点となるようないわゆるビジターセンターの類は発見できませんでした。
飲食店はどちらかというと地元民向け寄りのカフェ等がありました。お土産屋さんはパッと見なかったです。関連性のなさそうな水族館はあるようです。
その後、来た道を歩いて戻り、同じバス停から今度はエディンバラ市中心部へ移動しました。
フォース橋 レビュー
独断で評価しちゃいますよ。
おすすめ度
2点(/10点)

ガッカリ世界遺産に認定だべ
Good
・エディンバラ空港からもエディンバラ市内からも1時間以内
・ギリ徒歩圏内と言えるバス停への直行バスあり
Bad
・アクセスがわかりづらい
・バス停から遠い、そこそこ歩く
・上述の通り、周辺にも同じようなサイズ感の橋が2本あるので、「でっけー!すげー!」となりにくい
・いまいち観光地化されていないので、事前の知識がないと純粋に橋のビジュアルを楽しむぐらいしかやることがない
それでは、長くなったので今回はここまで!次回は4日目中盤戦、エジンバラ市内観光編の予定です!ばいちゃ!
本日の黒歴史